こんにちは。Milintaroです。
「「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す」を読了しましたので、感想や学んだことをメモします。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
この記事はこんな人に向けて書いています
- 「「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す」を購入しようか迷っている。
- 「「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す」からどのような学びが得られるかを知りたい。
「「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す」の感想
この本は、朝活・朝イチ業務改革コンサルタントとして活動されている池田千恵氏が、朝活に関してのノウハウや自身の経験について書かれた本です。
内容は、なぜ朝活をするのか・朝活が人生にもたらす効能といった根本的なテーマから、朝活に際しての具体的なノウハウまで多岐にわたっています。
具体的なノウハウ（目覚ましの掛け方や睡眠時間の調整方法など）も実際に朝活をする中で役に立つものと思いますが、個人的には朝活に関する著者の考えが非常に勉強になりました。
著者の今までの人生から、朝活がどのように著者の人生に素晴らしい影響を与えたかを説明することで、朝活の意義を説明してくれています。
そういった意味で、この本は単なるノウハウ本ではなく、朝活を通じて何かを実現したい人に向けてメッセージを送った本と捉えることが出来ると思います。
「「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す」から学んだこと
この本からは、私は以下のような学びを得ることが出来ました。
- 目的意識を持って行動することが早起きの一番のコツ
- 朝は夜と異なり作業時間の期限を意識する必要がある
- 朝4時起きにこだわることが全てでは無い
順番に説明していきます。
目的意識を持って行動することが早起きの一番のコツ
著者は、何のために早起きをするのかを考えること、つまり目的意識を明確にすることが早起きを続ける一番のコツであると述べています。
早起きすることを目的とするのではなく、自分の目指す目的を達成するためのツールとして早起きを使うという考え方です。
言われてみると当たり前と思いますが、この本を取った時点では漠然と「早起きありき」の頭になっていましたので、大事なことを改めて気づかされたように思います。
朝は夜と異なり作業時間の期限を意識する必要がある
著者は朝活のメリットとして、夜と異なり朝は始業時間（9時）までの時間が限られているため、期限を意識した作業ができることを挙げています。
時間に限りがあることを意識することで、漠然と作業をこなすのではなくメリハリを持って作業に取り組むことが出来るようです。
これは、サラリーマンとしての仕事以外の場でブログを書いている僕にとっては、非常に重要なことではないかと考えています。
やはり、サラリーマンとしての仕事があると終業後か始業前に活動をせざるを得ませんが、終業後の活動となるとどうしても睡眠時間を削ってダラダラと活動してしまいがちです。
そうすると、健康や効率的な仕事に影響を与え、悪循環に陥ってしまいます。
そういった意味で、副業は朝にメリハリを持って行うというのが重要となりそうです。
朝4時起きにこだわることが全てでは無い
著者は朝4時起きに必ずしもこだわる必要はないと述べています。
著者本人もその日の予定や自身のコンディションによって、普段より睡眠時間を伸ばしたり遅く起きたりする事はあるという事です。
一見すると本のタイトルとは違うことを言っているように思いますが、著者がこの本で述べる考えからすると何らおかしいことでは無いと考えられます。
つまり、早起きはあくまで自分が達成した目的を実現するための手段であって朝4時に起きること自体が目的というわけでは無いからです。
毎日、厳格に朝4時に起きるというのは、前日の予定や体調によっては難しい面もあろうかと思います。
雇われのサラリーマンの身であれば尚更自分ではコントロールできないような予定が入ってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、あくまで朝の早起きは目的のための手段であると割り切り、その日の体調ややるべきことに合わせて柔軟に対応していく方が、長期的な取り組みとしては現実的と言えそうです。
「「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す」はこんな人におすすめ
この本をぜひ読んで貰いたいと思うのは以下のような人達です。
- これから時間をかけて取り組んでいきたいことがある。
- ついダラダラと遅くまで起きてしまっている。
- 早起きをしたいが具体的にどのように行動すれば良いかわからない。
以上、「「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す」の読書メモでした。